花鳥風月を堪能♪【青森旅】
- 2016/07/01
- 21:00
「花鳥風月(かちょうふうげつ)」
美しい自然の風景や、
それを重んじる風流を意味する四字熟語。
(Wikipediaより)
自然をめでる、日本的なセンシビリティですな♪
今、弘前市立博物館で、
「花鳥風月」展が開かれていて、
先週、訪ねたのであります。
ただ、諸事情あって、その日は取りやめ、
きのう、改めて訪ねました。
先週は、車を停めようとしたら、
入口に「一般車駐車禁止」の表示があって、
それが、きっかけで、あきらめたわけですが、
家に戻って調べてみましたら、
博物館に行く場合は、
駐車できるようでした(無料)。
で、改めて、きのうも、
博物館に入ろうとしたのですが…

今度は、満車でございました。
ああ…
でも、きのうは、時間に余裕がございましたので、
他に停めて、向かいました。
弘前市立博物館は、
弘前公園(弘前城址)の中にあります。

藤田記念庭園向かい側の入口を入りますと、
まず、弘前市民会館があって、
その裏手です。
今、開かれております企画展は、
長野県にある水野美術館所蔵作品からのセレクションで、
「花鳥風月 -近代日本画 美の系譜-」展。
横山大観、上村松園、加山又造、川合玉堂、菱田春草…

もう、「なんでも鑑定団」でおなじみの画家の作品が、
これでもかってぐらいで、並んでおりました。
わたしの好みに、また、ピッタリなんですね♪
例によって、入口で、目録をもらって、
じっくり観ていきました。
作品は、全部で、54点。
東京の方からすれば、
小さな規模と感じられるかもしれませんが、
わたくし的には、ちょうどいい点数です。
ゆっくり観て、1時間ぐらいでしょうか。
展示タイトルにあるように、
「花鳥風月」の趣向ではありましたが、
美人画や禅、中国の故事に材をとった作品も、
多く展示されていて、楽しめました。

おそらく物は違うと思いますが、
上の作品、横山大観「無我」など、
これまで、ほかの展覧会で観たことのある作品も、
けっこうあって、久々の再会も、うれしいことでした。
また、もちろん、お初の作品の方が多かったわけですが、
その中から、あえて1つ、選ぶとしたなら、
西郷孤月「月下飛鷺」
気持ちが澄んでいくような感じで、
しばらく作品の中に入った気分で、
観賞しておりました☆
良い展示でした。
「花鳥風月」展は、
弘前市立博物館で、7月10日まで開かれています。
ちなみに、開館時間は、
午前9:30 - 午後4:30
観覧料は、一般800円でした。
↓人気ブログランキング「青森県」…第1位です。

応援、ありがとうございました。
感謝感謝☆