お客様ご注文のコーヒー豆を挽いている途中で、
コーヒーミルの音が変化しました。
瞬間、「壊れたぁ…」と悟りました。
お客様に謝って…そしたら、
そのお客様、途中まで挽いた分と、
ほかの豆は「豆のまま」で、
お買い上げいただきましたぁ~☆
ありがたやぁ~☆
また、そのあとのお客様には、
「あす、買いに来る」とおっしゃっていただきまして…
申し訳ないやら、ありがたいやら…感謝感謝です☆
このあと、コーヒーミルの修理に取り掛かりました。
そうそう頻繁に故障するわけでもないため、
手順の…ちょっとしたことを忘れがちになります。
今後のために、
また、以前、同様の記事を書いた時に、
「参考になった」というお声もいただきましたので、
同じような故障で困っている方に向けて、
コーヒーミルの修理の方法を
まとめておきたいと思います。

上の写真は、修理前の様子です。
機械上のホッパーをはずし、
下の粉受け缶をはずし、
一応、電源も抜いておきます。
コーヒー用具のイラストが描いてある、
ダイヤルをはずすのですが、その前に、
挽き加減を「3」に合わせておきます。
中心のネジをプラスドライバーでゆるめて、
はずしていきます。

次に手前のフタ(?)をはずすのですが、
その前に周りに小さな穴がたくさん開いている円盤、
「▽」の位置に、マジックで印をつけておきます。
フタは、
両脇の大きめのネジをゆるめて、
手で回せなければ、
大きめのマイナスドライバーを使って、
はずします。

中心の金属製のキャップをはずします。
これは、すぐはずれると思います。

やはり、故障の原因は、リング切れでした。
上の写真の中央右上に、
切れたリングが見えます。
下の写真は、はずした金属製のキャップと、
切れたリングです。

機械の中に、リングの破片が残らないように、
ドライバーなどを使い、
取り除きます。
次に、中央の芯の溝と、
周りのドーナツ状の部品の溝が、
一直線になるように、
マイナスのドライバーで調整します。
渋い場合は…力ずくです。
で、その溝を水平の位置に持ってきて、
中央に新しいリングを押しこみます。
偏らないように、
真ん中に、ドライバーなどを使って、
押しこみます。

あとは、先ほどとは逆で、
キャップをはめ、
前フタを閉めます。
で、ここでダイヤル調整をします。

周りに小さな穴がいっぱいあいている円盤、
マジックで印をつけた位置と、
本体の「▽」を合わせます。
これで、だいたい、だいじょうぶと思いますが、
微調整したい場合には、
上から少しコーヒー豆を入れて、試し挽きをし、
円盤を回して調整します。
わたくし、きょうは、
印をつけていることをすっかり忘れていまして、
ここで、無駄な時間と豆を費やしました。
挽き具合の調整がすんだら、
最後に、ダイヤルを取り付けて、
修理は完了でございまする。
最後、ダイヤルの「3」と本体の「▽」を合わせることを、
忘れずに。

以上でございまする。
きょうは、わたくし、
いちいち写真を撮りながら、
また、ダイヤル調整で手間取りましたので、
所要時間は、50分でした。
スムーズにやれれば、
20分程度で終わる修理です☆
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応援、ありがとうございました。
感謝感謝☆