得する方法(私見)~外貨預金☆後編
- 2016/04/01
- 21:00
きょうは、外貨建て預金の最終章、
「外貨預金で得する方法」について、
お話してまいります。
ただ、お話を始める前に、
1つ、おことわりさせていただきます。
投資は、自己責任で、お願いいたしまする。
これからするお話は、
あくまでも、わたしの考えであって、
必ず、こう考えなさい…という話ではありません。
それは、違うんじゃないか?と思われたのなら、
それで、全然OK!!です。
人によって、考え方は、違ってきます。
投資は、同じ状況に際して、
正反対のことをしたとしても、
どちらも正解ということがありえます。
その点を始めにおことわりさせていただきます。
では、「外貨預金で得する方法(私見)」のお話を
始めさせていただきます。
前編、中編とお話してまいりましたように、
外貨建て預金で得するポイントは、
「利息」では、ありません。
ポイントは、「為替差益」ということになります。
きょうは、
仮に、ドルで持つ期間を1~2年と想定して、
お話してまいります。
期間が短くなりますと、
また、ちょっと違ってきますので、
ご注意ください。
今は、まだハッキリとは言えませんが、
外貨預金をしちゃいけないタイミングに入っているかも…
…と、個人的には見ています。
何を根拠にそう思うのか…と言いますと、
それは、「為替動向」です。
1~2年の外貨預金をする場合、
為替の動きを見るポイントは、
まず、長い期間で動きを見ることです。
テレビなどでは、
目先のことばかりで大騒ぎしています。
日によって、上がったり、下がったり。
大きく上がったり、下がったりすれば、
その背景について、解説され、
その解説も、いちいち納得できるものです。
でもね☆
それを基準に運用するんじゃないんです。
基準にするのは、
長い目で見た時の為替の動きです。
長い期間の為替の動きを見るためには、
「数字」で見るのではなくて、
「チャート」で見ます。
「チャート」といいますのは、
相場の値動きを表したグラフのこと。
手っ取り早く見るには、
「Yahoo!ファイナンス」がいいかもしれません。
長い期間で、チャートを俯瞰(ふかん)してみますと、
そこに、大きな流れが見えてくると思います。
その大きな流れを基準にするんです。
大きな流れの…簡単に言えば、
下でドルを買って、上で売るんです。
「米ドル/日本円」で見ていきます。
ドルが、ある時点から下がり始めると、
しばらくは同じ方向、つまり下降傾向が続きます。
1年、2年…
でも、永久に下がるわけではなくて、
どこかでは下げ止まり、
そこからは反対方向に、
つまり今度は上へ向かっていくと思います。
一旦、上に向かうと、
やはり、しばらく上がり続けます。
1年、2年、3年…
でも、これも、どこまでも上がり続けるわけはなく、
どこかで、上げ止まり、反転する。
その繰り返しになっています。
もう少し具体的に見ていきます。
2007年6月、1ドル=124円の高値をつけて、
ドルは下げていきます。
2007年、2008年、2009年…
…と、ドルは円に対して下げていきます。
どこで下げ止まったのかといいますと、
下げ始めて4年目、2011年10月、
1ドル=75円台をつけて、反転しています。
2011年10月、1ドル=75円から、
ドルは上げていきますが、
どこで上げ止まるのか…?
…ということで、チャートを見てください。
2015年6月、1ドル=125円台で、
切り返しているように見えませんか?
ドル/円相場には、
「8年循環」という見方があります。
「高値→安値→高値」の1サイクルが、
概ね8年だという見方です。
その見方からすれば、
2007年6月の高値からちょうど8年が、
2015年6月…ということになります。
また、値幅もほぼ同じなんですよね☆
もしも、2015年6月の1ドル=125円が、
高値だとすれば、今は、
ドルの下がり始めのタイミングということになります。
つまり、ドル預金を一番やってはいけないタイミング!!
…ということになります。
で、「外貨預金で得する方法」は、
その逆で考えるわけです。
つまり、「安値から上がっている」ということを確認して、
ドル預金をする☆
…ということ。
「そろそろ、上がる」と予想して、やるんじゃなくて!!
安値からドルが上がってきてる、その方向を確認して、
やるわけです☆
未来は、どうなるか、わかりませんが、
過去は、わかるわけですので☆
今、ドル預金をやっちゃいけないというのは、
2015年6月の1ドル=125円を高値と見るならば、
今は、下降局面だから…
…と、いうわけであります☆
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