二十数年ぶりに新聞で働く♪
- 2016/02/03
- 21:00
校閲し終わったゲラを、
Kさんにチェックしてもらいました。
なにせ二十数年ぶりですので、
腕が鈍っているかもしれません。
ちなみに、「校閲(こうえつ)」といいますのは、
新聞を印刷する前に、間違いがないか、どうか、
チェックする仕事です。
1980年代半ば後半、バブルの頃、
わたしは某新聞社で、
校閲記者をしていたのでございまする。
初校のゲラを持って、
階下の整理部に向かいました。
ちなみに、「ゲラ」といいますのは、
印刷する前に、校閲(校正)用に試し刷りしたもの。
「整理部」といいますのは、
いわば…編集部みたいな仕事をする部署。
紙面構成や見出しを付けたりする部署です。
ところが、整理部に向かう途中、
持ってきたはずのゲラがなくなっていることに、
気づきました。
経路を戻って、探しましたが、見つからず、
締め切り時間もありますので、
とりあえず、整理部に行って、
新しいゲラを出してもらうことにしました。
幸い、わたしが担当した面は、赤が少なくて、
訂正箇所は3カ所、すべて頭に入っています。
整理部に行くと、懐かしい顔が、
局長席に座っていて、
なんとなく話しかけるのがはばかられました。
そしたら、向こうがわたしに気づいて、
声をかけてきてくれて、
「きょうの新聞、1部、くれませんか?」
と、お願いしました。
ほんとは、懐かしく、
もう少し話したいのは山々なのですが、
締め切り時間が迫っていました。
現場の整理部員は、全員、入れ替わっていて、
知っている顔はありませんでした。
部屋の奥の方へ行くと、
雑用をしてくれる「坊や」と呼ばれる若者がいて、
新聞を1部、持ってきてくれました。
大間新聞!!!
違う!!
あわてて、さっきの坊やに、
「ウチの新聞!!」といって、
再度、1部、持ってきてもらいました。
ところが、めくっても、めくっても、
わたしが担当している紙面が見当たりません。
誰かが叫びました。
「校了締め切り!! 9時半!!」
もう時間がありません。
もう、こうなったら、印刷に行って、
口頭で職人さんに直してもらうしかないかな。
あれ?
よくよく見ますと、一昨日の新聞じゃないですかぁ!!
再々度、さきほどの若者に、
「きょうの新聞!!」と言って、持ってきてもらいました。
その若者は、不機嫌そうに新聞を手渡すと、
「受領印をください」などと言います。
判を探している時間はありませんので、
わたしも、少しイラついて、
「あとで!」と、言いました。
もう締め切り時間まで間がありません…
…と、いうところで、目が覚めました。
けさ見た夢の話でございまする☆
起きて、激しく耳鳴りがしていました。
起きがけのぼやっとした頭で思ったのは、
今更、昔の仕事、ストレスフルな仕事は、
できないなぁ…と、いうことでした。
今の仕事をしっかりやるしかない!!
…とね☆
ところで、夢の話なので、
ま、いいっちゃ、いいのですが…
わたしが整理部に行って、
「きょうの新聞」を持ってきてもらったわけですが、
そもそも、
きょうの新聞は、すでに印刷されたものですので、
つまり、校閲済みのものですので、
意味がないんですね♪
持ってきてもらうのは、
明日付のゲラじゃないと!!
ま、いいんですけどね☆
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