やはり報道は少なかった
- 2015/12/09
- 21:00
「ブラック企業大賞2015」
大賞に「セブンイレブン」が選ばれました。
今回、候補企業には、
ほかにも、「ABC-MART」「明光義塾」が挙がっていて、
この3社のいずれかが選ばれたら、
マスメディアは報道しづらいだろうな…
…と思っていました。
そうしたら、マスコミにとったら、
一番選ばれてほしくなかった、
「セブンイレブン」が選ばれてしまい、
予想通り、報道は、かなり控えられていたと思います。
なぜって?
この3社は、いずれも、
メガスポンサーだからぁ~!!
もしかしたら、大賞発表の時期に合わせて、
広告の出稿量を増やしていたかもしれませんよぉー!!
広告費で報道を抑える★
これについては、わたくし、
正直に書けば、
いいとも、悪いとも、どちらとも言えない…
…と思っています。
もちろん、ブラックな職場環境は、
是正されていくほうがいいわけで、
その是正をうながす力として、
「ブラック企業大賞」は、大きな働きをしたと思います。
以前は、労働者は弱い立場にあって、
企業側に働きかけていく有効な手段が限られていました。
「ブラック企業大賞」は、
インターネット世論の力を活用して、
企業に労働環境・条件の改善をうながす、
大きな力を持ったと思います。
これは、基本的には、いいことと思いますが、
ただ、とかく、ネットって、いき過ぎますでしょう?
あまりにもその影響力が大きくなり過ぎて、
今や、下手すれば、
企業をつぶしかねないほど…だと思うんですよぉ。
最近の例で言えば、
「ワタミ」なども、2013年に大賞を受賞して、
かなりダメージがあったと見ています。
その力が、労働環境の改善に向かえばいいのですが、
その範囲を超えて、企業イメージ・ブランドを、
過剰に損なっているのが、現状だと思います。
「ブラック企業大賞」の功罪。
これは、難しい。
あまり報道されない、今の状態で、
継続されていくのが、
いい塩梅…
…といったところなのかもしれません☆
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