法量のイチョウ【青森旅】
- 2015/11/13
- 21:00
きのうの青森旅。
行き先は、
一昨日の東奥日報夕刊の記事を見て、
即決しました。
青森県十和田市の「法量のイチョウ」です。
なんでも、黄葉するのが10年に1度という、
「日本一気難しいイチョウ」なのだそうです。
そのイチョウが、今、まさに、黄葉していると♪
これを逃してなるものか!!
なぜ黄葉しにくいのか?
…につきましては、
三方を高い杉木立に囲まれ、陽が当たりにくく、
葉の色づきが遅いため、
緑の葉っぱのうちに冬になり、
そのまま落ちてしまうのだそうです。
地図で場所を確認してみますと、
なるほど~
十和田市とはいっても、
かなり山深い。
八甲田山の中といってもいいような位置です。
市街地と比べても、
冬が早いと思います。
さて、そうなりますと…
どのルートで向かうか?
当初は、国道4号を東へ進み、
十和田市市街地から向かうことを
考えていたのですが、
距離的には、八甲田山を縦断するルートのほうが、
断然、近いんですよね。
でも、時期的に、雪も心配で…
考えましたが、
きょうは、天気も良かったので、
八甲田山ルートを行くことにしましたぁ~☆
「萱野高原」通過。

ここら辺りは、まだ、だいじょうぶ。雪。路面状況。
でも、「酸ヶ湯」を過ぎて、
「傘松峠」「睡蓮沼」の手前辺りから、
道路脇には、雪も見え隠れしていましたよぉ。

きょうは、天気が良かったので、
だいじょうぶでしたが、
これからの時期、八甲田山越えする場合には、
雪や路面凍結への備え、しておいたほうがいいかもしれません。
青森市街地から約50キロ、
時間は1時間10分ほどで、「法量」到着。
道の両脇に駐車スペースがありますが、
わたしは、イチョウがある側の、
十和田市街へ向かって左側に、
車を入れました。
イチョウの近くまで、
細道が上っていますが、
たいした距離でもありませんし、
道路状況も悪くなりますので、
車は国道沿いの駐車帯に停めたほうがいいと思います。
この石段を上って、
左へ100mほどでしょうか。

日本一気難しいイチョウ、
「法量のイチョウ」です。

推定樹齢 1100年。
樹高32m、周囲14.5m。
日本で4番目に大きなイチョウ。
ちなみに、日本一のイチョウは、
青森県の深浦町にありますが、
法量のイチョウは、古くから知られ、
深浦町の大イチョウよりも80年早く、
大正15年、国の天然記念物に指定されています。
大イチョウに向かっては、
参道のような風情になっておりました。

巨木って、いやされますねぇ~
ふかふかの黄色のじゅうたんを進み、
二礼二拍手一礼。

最後の一礼をした時に、
イチョウの葉っぱが1枚、落ちてきて、
首すじに、カサッと当たりました。
ちょっとドキッとしましたよぉ。
大イチョウにイタズラされた気分でした。
この大イチョウ、
茶目っ気があります☆
根元をぐるりと回りました。
根元から観る、里山の風景も、
ほのぼのとあったかい風情がありました☆

きのうの時点では、
まだ「見ごろ」といってもいい感じでしたが、
下の方は、かなり落ちていました。
落ち始めると、早いかもしれません。
観るなら、今週末までに☆
ま、落葉したら、落葉したで、
黄色のじゅうたんを楽しむのもありだと思います☆
↓人気ブログランキング「青森県」…第3位です。

応援、ありがとうございました。
感謝感謝☆