トニーズレター Tony's Letter

わたしは、小さなお店をしておりまして、
お客様とは向かい合うような形で、
お会計となります。

伝票でお客様のご注文内容を確認しながら、
レジを打ち、
「○○○円でございます」
と、言います。

ちなみに、お店では、
「～ございまする」とは言いません。

そのような言葉遣いは、
このブログの中だけ…でございまする。

合計金額を言った、わたしは、
一瞬、目が泳ぐこともございますが、
だいたいは、レジ方向を見ていることが多いです。

お客様から見れば、
不自然なことかもしれません。

その理由は…

お客様が時々、ガバッと、財布を、
「これでもかっ！！」…って感じで、
わたしの目の前で財布を開くことがあるのです。

おそらく、多くのお客様は、無意識に…
…ってことだと思いますよぉ。

でも、お財布の中身が札束状態でも、
あるいは、レシートしか入っていない状態でも、
どちらにしましても、
わたしは、見てはいけないものを見てしまった…
…という心境になるのでございまする。

で、わたしは、
お客様の財布の中を見ないように、
わざと視線を外して、レジなどを見ているわけでございまする。

お客様によっては、
わたしが包装作業をしている間に、
お会計に必要なお金だけ、
前もって取り出して、準備されている方もいらっしゃいますが、
そんな時は、ちょっとだけ、ほっとしたりしておりまする。

特別、わたしが気にしすぎているだけなのかもしれません。

お客様は、特に、お財布ガバッと開かれるお客様は、
お店の人にお財布の中身を見られても、
それほど気になさらない…ということなのかもしれません。

それでも、わたしは、
お客様の財布の中身を見ることは、
失礼なことだと思いますね…

…というわけで、
レジを打ち終わった後もレジを見続けるという、
ちょっと挙動不審な行動をとってしまうのでございまする☆




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