寺山修司俳句展【青森旅】
- 2015/08/21
- 21:30
今、青森県弘前市の弘前市立郷土文学館で、
「寺山修司 青春の俳句」展が、開かれています。
行ってきました。

寺山修司は、
「天井桟敷」の演劇を始め、
映画、さまざまなジャンルの評論、エッセー、
小説、シナリオ、俳優、詩…など、
幅広いジャンルで活躍されたアーティスト(?)…
寺山修司自身は、
「わたしの職業は、寺山修司です」
と、おっしゃっていましたが。。
その活動の出発点となったのが、
青森高校時代の俳句でした。
同級の京武久美さんに触発され、
山彦俳句会を作り、「青い森」を発行。
卒業間際には、
十代俳人による俳句研究誌「牧羊神」を
発行しました。
その活動は、学校内にとどまらず、
京武氏とともに、青森俳句会に入会し、
会の機関誌「暖鳥」には、
寺山の高校時代の俳句が多く掲載されました。
今回の寺山展は、
そのテラヤマワールドの出発点とも言える、
「暖鳥」時代の俳句にフォーカスしたものです。
わたし自身、中学・高校時代に、
寺山修司の主には初期の短歌に魅かれ、
よく口ずさんでいました。
よく、流行歌などでは、
昔、聴いた歌を聴くと、
その時代にタイムスリップする…
…と言いますが、
寺山修司の俳句を読んでいると、
わたしも、高校時代に戻ってしまった…
…ような感覚がありました。
いやいや、すぐに、
そんな夢からは、覚めちゃうんですけどね☆
この展覧会は、ひじょうに小規模なもので、
展示内容も、一見、普通な感じでしたが、
でも、わたしにとっては、
とてもいい展示でした。
会場では、
寺山修司の「暖鳥」時代の俳句のプリント集が、
無料配布されていましたが、
これは、なかなか、気がきいていると思いました。
わたしも、もちろん、1部、いただいてきて、
今、お店で少しずつ読んでいます。
これは、保存版にしようと思います☆
「寺山修司 青春の俳句」展は、
8月31日まで、開かれています。
入場料は、大人100円、小中学生50円。
ちなみに、地下駐車場は、1時間まで無料。
テラヤマワールドの余韻に浸って外に出ますと、
大きさが1mほどの物体が、
広場をのしのし横切っていました。

亀です。
雨が降り出したので、
確認はしていませんが、
おそらくペットでしょうね。
すいません。
寺山修司展とは、まったく関係はありませんが、
写真、載せておきます。
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応援、ありがとうございました。
感謝感謝☆