皇天親無く惟徳を是輔く
- 2023/09/20
- 21:00
やっぱり、匂わせてきたぁー♪
今週、最終回を迎えたドラマ
「VIVANT」
ラストシーン。
やっぱり匂わせてきましたね♪
続編があるんじゃないか?
含みのある終わり方でした。
先日も、書きましたが、
最近のミステリードラマの傾向として、
謎を残したまま、終わるものが多いんです。
時に、それは、
何とも中途半端な印象を与えることもあるのですが…
「VIVANT」は、さすがでしたね♪
物語としては、一応の決着をつけて、
なお、いいさじ加減で、謎を残した。
すいませぬ。
放送から3日、経ちましたし、
きょうは、ちょっとネタバレします。
まだ、最終回を観ていらっしゃらない方は、
観てから、読んでください。
ちなみに、「VIVAN 最終回」は、
「Tver」で、観ることができます。
ラストシーン。
乃木憂助が、柚木、ジャミーンと、
神田明神で、再会するシーン。
乃木の別人格Fが、話しかけます。
「おいおいおい、いいところ悪いけどよ」
「そろそろ見た方がいいんじゃないの?」
乃木の視線の先には、赤い饅頭が…ある!!
補足説明をしますと、
赤い饅頭は、別班を緊急招集する時の目印。
つまり、次の任務を示唆しているわけ。
ただ、これだけなら、続編を匂わせるのには、
若干、弱いわけですが、
その前に、伏線を張っているのです。
公安の野崎(阿部寛)が、
ノゴーン・ベキの復讐の相手(橋爪功)に、
「(ベキら)3人の遺体は、スス同然で発見されました」
と、報告しています。
つまり、そのスス同然の遺体は、
ほんとうにベキたち3人なのかは、わからない。
乃木憂助は、前に、仲間を銃で打つ時、
ギリギリで急所をはずしたこともあり、
今回も、同じように、やったのではないか。
また、こういうシーンもありました。
乃木憂助が、ノコルと、電話で、話すシーン。
憂助は、
「皇天親無く惟徳を是輔く」と、謎の漢文を言った後、
「花を手向けるのは、まだ先にするよ」と、話すのです。
「花を…」のセリフは、
「次の任務がある」という意味にもとれますが、
「まだ、ノゴーン・ベキは、生きている」
とも、深読みできると思うんです。
…というのは、例の謎の漢文です。
「こうてん、しん、なく、ただ、とくを、これ、たすく」
早速、ネットで、調べてみましたよぉ。
そしたら、同じようなことをしている人が、
たくさん、いるらしく、
いろんな考察が、ヒットしました。
上の漢文の意味ですが、
「天は公平で徳のある者を救う」
これ、ベキのことじゃね?
…ということなのです。
つまり、まだベキは、生きていると。
ま、でも、物語としては、
完結しています。
続編を匂わせる終わり方でしたが、
中途半端な感じではなく、
ほどよい余韻を残しての、
大団円でした☆
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