寺山修司のクセ字【青森旅の素】
- 2023/05/06
- 21:00
短歌、俳句、詩、演劇、映画、競馬…
マルチに活躍した、寺山修司。
5月4日は、寺山の命日ということで、
きょうの「東奥日報」1面のコラムに、
寺山が手紙魔だったことが、書かれていました。
で、そのコラムの最後、
Twitterなど、SNS全盛の今、
寺山が生きていたら、
どんな言葉のキャッチボールをしただろう?
…みたいに、締めくくっていました。
フムフム。
わたしは、17歳の夏、
寺山修司の短歌にハマリ、
全歌集を探し回ったことがあります。
寺山も通った青森県立青森高校2年の夏休み。
青森市内の本屋という本屋を、
しらみつぶしに探し回って、
それでも、見つからず、
五所川原市、弘前市、黒石市…まで、
捜索の足を伸ばしました。
自転車で、炎天下、探し回ったのです。
それでも、見つかりませんでした。
結局、
当時、青森市立堤小学校の隣にあった、
「青森市民図書館」に、
「寺山修司全歌集」があったので、
それを借りてきて、
コクヨの大学ノートに写し書きをして、
わたしだけの「寺山修司全歌集」を作りました。
そんなことをしていた頃、
寺山の書体を真似て、書き写しをしたこともあります。
ちょっと四角張った字体で、
所々、線が伸びていたり、
いびつになっていたりします。
「クセ字」
…なのですが、
多分に寺山の意図を感じます。
つまり、わざと、そういう文字を書いていた。
文字の形にまで、こだわって、
表現していたようにも思います。
なので、Twitterのような媒体には、
そぐわないような。
そんな感じもします。
ちなみに、寺山修司のクセ字は、
青森県三沢市にある「寺山修司記念館」で、
見ることができます☆
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