報道規制は効かなくなってる?
- 2023/03/24
- 21:00
新聞、テレビなどマスメディアには、
「報道規制」というものがあります。
例えば、誘拐事件が発生して、
情報がもれれば、
人質の命に関わる場合など、
マスコミ各社は、「報道協定」を結び、
報道を控えます。
昭和の昔、新聞記者をしていた時、
何度か、経験しました。
誘拐事件や立てこもり事件などで、
報道規制がかかり、
公には、報道されませんが、
事件の状況は、逐一、
通信社から、配信されていました。
で、当時、先輩から、
報道規制がかかるものとして、
「誘拐事件」や「立てこもり事件」など、
人命に関わるもののほかに、
「金融機関の取り付け騒ぎ」がある…
…と、聞いた覚えがあります。
アメリカの「シリコンバレー銀行破綻」のニュースを見て、
久しぶりに思い出しました。

ちなみに、「取り付け騒ぎ」とは?
金融機関に対する信用不安から、
預金の引き出しが急激に増え、
混乱をきたすこと。
取り付け騒ぎは、度々、
デマなど、不確かな情報によって引き起こされたり、
また、昭和の昔だと、日本の場合、
銀行はつぶれない、つぶさない…という、
強固な信用がありましたので、
「報道規制」の対象になっていたのだと思います。
でも、今は、どうなんだろう?
…と、思いました。
今は、日本でも、
銀行は、絶対につぶれない…とは、言えない。
つぶれそうな銀行なら、
保護されない預金を引き出すのは、
当たり前の行動です。
それに、今は、インターネットが、あります。
マスメディアだけ規制しても、
情報は、コントロールしきれないのではないか。
で、また、今は、グローバル化が、進んでいます。
不確かな情報で信用不安が広がるようなことが、
欧米ばかりでなく、日本でも、
起こりやすくなっているのかもしれません☆
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