正代、ちゃんと見てるからね!!
- 2023/03/13
- 21:00
「WBC」で、盛り上がっている中、
日本の国技「大相撲」が始まりました。
「正代(しょうだい)」
…というお相撲さんがいるのですが、
元大関なんです。
ただ、大関に昇進してからは、
昇進した時の勢いは、なりを潜め、
前半戦で、黒星を量産するんです。
でも、後半で、巻き返したりもしていたのですが、
しだいに、後半戦でも、
巻き返しきれなくなってしまいました。
度重なる「カド番」から、
ついには、大関陥落。
そのあとも、今ひとつの成績が続き、
ついには、今場所、平幕に落ちてしまいました。
で、きのう初日の対戦相手は、
今、もっとも勢いのある力士「豊昇龍」
取り組み前は、
「豊昇龍が圧勝するんだろうな…」
…と、思って、観ていました。
ところが、どっこい!!
立ち合いから、正代が、
左はずの押っつけから、右のど輪で、
一気に豊昇龍を押し出してしまいました。
何か、久しぶりに、
正代らしい相撲を観た感じがしました。
やったね♪
フムフム。
豊昇龍は、先場所、左足首を故障して、
踏ん張れなかったのかもしれませんが…
それは、それとして…
正代関は、応援したい力士なのです。
黒星量産のわけ…といいますか、
背景には、あることが関係しているのでは…?
…と、ついつい考えてしまうのであります。
それは、正代は、「ガチンコ」だから…
…と、いうことです。
ひと頃、話題になった、
「大相撲の八百長問題」
八百長は、一掃された…
…と、思いたいところですが、
「あうんの呼吸」や「義理人情」で、
星が動くことは、もしかしたら、
まだ、残っているのかもしれません。
で、こう言ったら、語弊があるかもしれませんが、
「義理人情」的な部分も、残ってほしい…
…と、思うようなところもあります。
例えば、対戦力士が、ケガをしている場合、
勝負を優先するなら、故障した部分を、
攻めるべきでしょう。
さらに言えば、その故障を抱えた対戦相手が、
昔、世話になった先輩力士で、
この一番に、十両陥落が、かかっているとしたら…
それでも、弱点を攻めきることができますか?
昔々の話になりますが、
現理事長の保志関が、部屋の先輩横綱の千代の富士と、
優勝決定戦を戦ったことがあるんです。
すいません。1つ、訂正。
「保志」は、もとのしこ名で、
優勝決定戦を戦った時は「北勝海」でした。
その場所前に、
千代の富士は、愛娘を亡くしていました。
立ち合い、すんなり組んで、
北勝海、さかんに腰を振りました。
これは、「まわしを切る動作」なのですが、
わたしには、「早く、投げて、投げて」と、
千代の富士に合図をしているように見えました。
「あうんの呼吸」で、千代の富士、右上手投げ。
当時、観ていた人なら、
ガチンコでないことは、みんな、わかっていたと思います。
でも、ガチンコでない相撲に、感動したのです。
フムフム。
すいませぬ。ちょっと話がずれてしまいました。
もとい。
勝ちだけにこだわってしまったら、
逆に味気ないものになると、
思わないわけではないのですが…
それでも、わたしは、ガチンコ力士が、好きなのです。
「正代」とか、「高安」とか、
ここ一番…って時に、負けたりして、
「あ~あ、ガッカリ。情けない」
…って感じになったりもするのですが、
でも、わたしは、ちゃんと見てるからね!!
星を譲ってもらう相撲より、
負けても、ガチンコ相撲の方が、
いさぎよくて、気持ちいい。
正代、めげずに、
また、上を目指してほしいと思います。
けっぱれ!!
↓人気ブログランキング「青森県」…第3位です。

応援、ありがとうございました。
感謝感謝☆