きょうの地元紙「東奥日報」を開いて、
思わず「ああ…」と、つぶやいてしまいました。
青森市の老舗家具店「千葉室内」が、
自己破産したという記事でした。
いつも新聞は、
朝は、見出しをざっと見るだけなのですが、
この記事は、リードから本記事、サイド記事まで、
しっかり読んでしまいました。
それだけ、ショックだったのかもしれません。
「千葉室内」は、
昭和な青森市民なら、誰でも知っているような、
老舗の家具屋さんで、
昔ながらの商店街「新町」の一画に、
7階建てのお店を構えています。
1936年創業。
ひと頃は、青森県内に4店舗を構え、
ピーク時2000年の年商は約30億円。
それが、直近では、約4億円まで減少していたといいます。
記事には、
業績悪化の原因として、
「消費低迷」「大型量販店との競合激化」
「収納付き新築住宅の普及」
…などが挙げられていました。
たしかに…
わが家の家具を見渡してみましても、
「ニトリ」とかホームセンターとかネットショップで
買ったものが目立ちます。
ただ、ここぞ!!という家具の場合は、
千葉室内だったようです。
最近では、居間のソファセットとかベッドとか、
千葉室内の物です。
きっと、古くからの青森市民の家には、
1つや2つは、千葉室内から買った物が
あるのではないでしょうか。
寂しいですね。
自己破産の対応で、
千葉室内の人達は、
「寂しい」だなんて、
感傷に浸っている余裕はないかもしれませんが。
企業の倒産は、
いろいろな方面に影響が出ることですから、
こんなこと書いたら、
気を悪くされる方もいらっしゃるかもしれませんが、
千葉室内には、
「今まで、ありがとうございました。
おつかれさまでした」
…と、声をかけたいような、そんな気持ちです。
また、それとは別に、ちょっと思ったのですけれども…
「消費低迷」「競合激化」
…ふむふむ。
他人事じゃないっ!!
…って、思いましたぁ~☆泣
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