昭和の青森市ではよく見かけた♪
- 2022/11/29
- 21:00
令和の今では、見かけることも、
だいぶ少なくなりましたが、
昭和時代の青森市では、
今ぐらいの季節になると、
あちこちで、こんな物が、出現しました。

「雪囲い」です。
昭和の青森市を知る世代、
青森を離れている方からすれば、
ちょっと懐かしい光景かもしれませんね♪
青森市では、平地、中心街でも、
積雪は1mを超えたりするのですが、
上の写真のように、屋根下には、
屋根からの雪が堆積しますので、
毎年、3mは、超えます。
すると、その雪に押されて、
あるいは、落雪の勢いで、
窓ガラスが割れたりするんです。
それで、窓を守るために、
横に木の板を渡して、
雪囲いをするわけでございまする。
では、令和の今、なぜ、
上の写真のような雪囲いをしなくなったのか?
それは、家の形が変化してきたのであります。
昭和の50年代ぐらいからでしょうか。
いわゆる「無落雪」の家が増えていきました。
「無落雪」は、屋根の形状が違います。
わが家みたいな昔の家の屋根は、
「山」型ですが、
「無落雪」の家の屋根は、「谷」型。
場合によっては、融雪ヒーターなども使って、
屋根雪を家の中心に流れるようにしてあるようです。
それで、「雪囲い」が必要なくなったというわけ。
きょうのごごから、天気は崩れ、
あすあたりから、青森市街地でも、
いよいよ雪が降り出しそうです。
きのう、天気が崩れる前に、
「雪囲い」をしました。
でも、暖冬・少雪を祈ります☆
↓人気ブログランキング「青森県」…第4位です。

応援、ありがとうございました。
感謝感謝☆