氷の岩をやっつけろ!!
- 2022/02/12
- 21:00
過日、青森市の基本の除雪道具として、
3種、ご紹介しました。
「ポリスコップ」
「角スコップ」
「スノーダンプ」
これで、基本は、対処できますが、
これらでも対処できない場合もあります。
例えば、先日、ご紹介しました、
雪庇(せっぴ)を下から落とす場合。
専用の道具をご紹介しましたね♪
きょうは、基本3種の除雪道具でも、
やっつけられないシリーズ…
…第2弾のご紹介です。
基本3種でも、やっつけられないモノとは?
「氷の岩」です。
きのうのブログ記事に、
チョモランマ(雪山)の除雪を
1週間ぐらいかけてやる…と、書きました。
1週間も、かかるのか?
…と、疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
1つは、
腰痛がひどくて、無理しないことにしている…
…ということがあります。
また、除雪する量が多い…
…ということもございます。
雪捨て場までの往復は、100回では、無理です。
200回ぐらいでも、どうかな?
でも、量のほかに、
作業がはかどらない理由としまして、
「氷の岩」があります。
例えば、こんなの↓

見えにくいかもしれませんが、
タテ2m、ヨコ1m、厚さ50cmほどです。
これぐらいになりますと、
角スコでは、歯が立ちません。
で、この除雪道具を使います。

「ツルハシ」です。
ちなみに、工事用ではなく、
除雪用のツルハシです。
青森市のホームセンターでは、
普通に売られているものです。
実は、上の写真の氷の岩ぐらいになりますと、
ツルハシでも、歯が立ちません。
それじゃぁ、どうするのか?
わたしの場合…
天気予報を見ます♪
気温が上がるのを待つんですね♪
結局、これが一番です。
できれば、プラスになる頃合いに、
作業をします。
ちなみに、青森市の最低気温は、
きのうがマイナス5.4℃、きょうがマイナス4.6℃です。
これでは、やるだけ、ムダ。
でも、きのうも、きょうも、
日中は、プラスまで上がりました。
プラスまで上がる予報が出ていました。
そこで、前もって、氷の岩の上の雪を除いて、
氷の表面が見えるようにしておきます。
写真の場所は、朝から午前中、陽射しがある場所ですので、
作業の前の日に、下準備をしておきました。
もう1つ、下準備があります。
氷の岩のあちこちに、ツルハシで穴を作っておきます。
気温が氷点下4℃、5℃だと、
氷を割ることはできませんが、
後で作業をする時に、割りやすくすることはできます。
で、その翌日に、気温が上がった頃を見計らって、
作業にとりかかりました。
氷の岩を割るコツとしましては、
あくまでトニー流ですが、
氷の岩の中心部分じゃなくて、
端から攻めること。
ツルハシを腕の力で打ち込むのではなくて、
40~50cm上から、氷の岩に落とす感じ。
ツルハシをちょっと持ち上げて、落とす。
ツルハシの重さを利用するのです。
大きく振りかぶって、腕の力、自分の力で、
力任せにやる方が、威力はありそうですが、
費用対効果は、ツルハシを落とす方が、
断然いいですよぉ♪
で、ツルハシを落とす位置をコントロールする。
例えば、端から内側に20~30cmの所に、
数カ所、間隔をおいて、穴をあけます。
で、手前の部分に落とすと、
思いのほか、あっさり、砕けたりします。

…ということで、
チョモランマの攻略に取り組んでおりまする☆

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応援、ありがとうございました。
感謝感謝☆