後味の悪さが残った大横綱の引退
- 2021/09/28
- 21:00
大相撲の白鵬が引退を決めたようです。
九月場所は、全休しましたが、
これは、所属する部屋からコロナの陽性者が出たためで、
横綱本人の体調不良が原因ではありませんでしたので、
来場所は出場して、
横綱照ノ富士と場所を盛り上げるんだろうな…
…と、思っていました。
ちょっと唐突な印象を持ちました。
でも、ここ数年を振り返れば、
先々場所、全勝優勝こそしておりますが、
いつ引退しても、おかしくはない状態だったと思います。
こう書くと、白鵬ファンには、
怒られちゃうかもしれませんが、
引退の時機を逸した印象もありました。
白鵬は、改めて書くまでもなく、
実績面においては、史上、ナンバー1の大横綱です。
実は、わたしも、一時は、
一番好きな力士でした。
当初は、「ヒール(悪役)」ではなく、
「ベビーフェイス(善玉)」のイメージだったんですよぉ。
魅力的なヒールとして、朝青龍がいましたので、
品行方正な白鵬の善玉イメージは、
ことさらに際立っていました。
それが、優勝を重ねるにつれ、
徐々に傲慢さが目立つようになりました。
外国人ギャップを、
うまく埋めるだけの器用さがなかった…
…ということもあったと思います。
悪循環で、
どんどんこじれさせてしまった。
結果、現役最後の場所を、
全勝優勝で飾り、引退となったので、
本来なら「有終の美」となってもいいはずなのに、
そうはならなかった。
優勝インタビューで、
自分で自分を褒めていましたが、
なかなか世間の共感は得られなかった。
こうして書いていると、
なんだか、白鵬がかわいそうな感じもしてきましたよぉ。
どうにも、後味の悪さが残る引退になったように思います。
引退後は、どうするのか、どうなるのか…は、
まだわかりませんが、
すでに日本に帰化し、年寄株「間垣」も取得済みですし、
石浦関、炎鵬関など、内弟子も抱えておりますので、
協会の承認を得られれば、
「間垣部屋」を復活させるとか、
「宮城野部屋」を継承するとかして、
親方人生スタートということになると思います。
第二の相撲人生。
名伯楽となれますように。
応援したいと思います☆
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応援、ありがとうございました。
感謝感謝☆