ウソでもいいので、前文・末文☆
- 2021/09/22
- 21:00
俳優の火野正平さんが、
自転車に乗って、
視聴者から寄せられた「こころの風景」を
訪ねるテレビ番組。
「にっぽん縦断 こころ旅」
番組冒頭、
視聴者から寄せられた手紙を読むのですが、
きょうの放送で、
火野さん、手紙を読み終えて、
ちょっと不満げに、つぶやいていました。
「いつも見てます、
スタッフさん、正平さん…も、ありません」
何をおっしゃっているのかといいますと、
手紙に、前文も末文もなく、
いきなり本題だけが書かれてある…
…ということを、控えめに嘆かれているのであります。
普通、手紙を書く場合には、
本題に入る前に、
時候のあいさつとか、相手の様子を気遣う言葉とかを、
前文として、書くわけです。
同様に、末文も書きます。
例えば、この番組宛てに書くならば、
本題に入る前に、
「いつも楽しく見ております」とか、
ウソでもいいので、書きます。
「いつも」は見ていなくても、
「たまに」しか見ていなくても、
「いつも楽しく見ております」と、
普通は、書くわけです。
同様に、
「旅のご無事をお祈りします」とか、
「番組がいつまでも続きますように…」
とか、最後に書いて、
手紙を締めくくります。
ま、今は、手紙の時代ではなく、
スマホの時代になりましたので、
いきなり本題が普通なのかもしれませんが…
でも、わたしは、正平さんの気持ちが、
わかりますね…
何か、収まりが悪いといいますか、
そんな感覚があります。
電話とかでも、
例えば、お店とか会社に、
客の立場でかける時に、
こちらが、「お世話さまです」と言っても、
相手が、無言の場合があります。
そうすると、なんとなく、気持ち悪い。
「いつも、お世話になっております」と、
ウソでも、言っていただけると、
あとの会話もスムーズになったりしますね。
実際は、それほどお世話になっていなくても。
ま、わたしの感覚の方が、古いのかもしれませんが…☆涙
↓人気ブログランキング「青森県」…第5位です。

応援、ありがとうございました。
感謝感謝☆