トニーズレター Tony's Letter

2週間ほど前、
日本の製薬会社「エーザイ」が共同開発した、
アルツハイマー型認知症の治療薬が、
アメリカのFDAの承認を得た…
…というニュースが話題になりました。

当初は、コロナ禍の折、
医療分野の明るいニュースだったわけですが…

その後、雲行きが、怪しくなってきました。

あんまり、日本では、
報道されていないような気もしますが、
このFDAの承認に、異論が続出し、
承認に抗議して、FDA諮問委員会の委員3人が、
委員を辞任した…とか。

よくよく記事を読んでみると、
この新薬の承認は、
「迅速承認制度」での承認だったようなのです。

「迅速承認制度」は、もともとは、
患者数が少なくて、十分な臨床試験データが得られない場合、
この制度を適用して、早めに承認し、
承認後、追加の臨床試験データを示し、
その薬の効果を証明する…というもの。

「認知症」は、
十分な臨床データを得られないほど、
希少な病気なのか？

今回、FDAは、諮問委員会の反対の声を押し切って、
承認に踏み切ったようなのであります。

むむ。

もしかして…

製薬会社から、やけに重たい菓子折りなんかを、
もらってるんじゃないの？

おぬしも、なかなかの、ワルよのぉ～的な！！

ちょっと話が飛躍しすぎました。ごめんなさい。

ま、いずれにしても、
せっかくの明るいニュースに、
水を差されたような状況のようです。

でもね。

こういう重大事は、
反対勢力、対抗勢力がいてくれたほうが、
ありがたいように思いまする。

みんながみんな、
いっせいに同じ方向に前のめりになっていくのは、
ちょっと、怖い。

間違った方向に進まないために。

もちろん、異論が続出しているからといって、
この薬がダメだということにはならないわけで、
いい形で進めていくためにも、
反対勢力はあった方がいいと思いまする☆



↓人気ブログランキング「青森県」…第４位です。



応援、ありがとうございました。

感謝感謝☆