現代社会をチクリ★
- 2021/05/30
- 21:00
期待ハズレでした。
逆の意味で。
NHKの土曜ドラマ
「今ここにある危機とぼくの好感度について」
最初は、あまり期待もせず、
なんとなく観始めたのですが、
ハマリました。
主人公は、松坂桃李演じる、
名門大学の広報、神崎真(かんざきまこと)。
真は、元々は、テレビ局のイケメンアナだったのですが、
寄る年波には勝てず(?)、後輩の若手アナに人気を奪われ、
名門大学の広報マンへと転職します。
真は、好感度重視で、
あまり大きな、深刻な問題には、踏み込みたくありません。
なので、アナウンサー時代から、
当たり障りのない、中身がない対応に、徹していました。
半ば、無自覚に。
そんな真に、様々な問題が、容赦なく、降りかかります。
スター教授の不正論文、発覚。
それを告発したのは、元カノ(?)・みのり。
隠蔽(いんぺい)しようとする理事たち。
当初は、無力な総長。
真実を暴こうといる学生新聞。
チョコチョコ、登場しては、
事態をかき回す変人教授。
真は、それらの人の間を右往左往しながら、
どんどん追い込まれたかと思ったら、
いい方向に展開したり…
「ドタバタ喜劇」なのですが…
でも、現代社会をチクリと刺すようなところもある。
終盤のストーリーは、
「コロナ禍の東京オリンピック開催」を
風刺するような内容で、
コメディに笑いながらも、
けっこう心にズシンと来るテーマ性のあるドラマでした。
1話50分・5話完結のドラマ。
いいドラマなので、
少し時間をおいて、
まとめて再放送されるかもしれません。
観ていない方は、ぜひ!!
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応援、ありがとうございました。
感謝感謝☆