ゆったりと緑の菜園♪
- 2021/05/07
- 21:00
「きれいな畑は?」と言われて、
「草が1本も生えていない畑」をイメージされる方が、
多いと思います。
わたしの場合は、違います。
わたしの「きれいな畑」のイメージは、
「緑の菜園」です♪
多様な草が生えている菜園。
「きれいな」というより、
「豊かな菜園」と言った方がいいかもしれません。
草も生えない、虫もいない畑は、
不毛なイメージさえ、起こってきます。
こんなこと書いたら、
草取りをきちんとされている方に、
怒られてしまうかもしれませんが…
わたしが緩やかに取り組んでいる菜園は、
「自然菜園」というものです。
草や虫の力を借りて、
作物を育てる。
きっかけは、連作障害で、
作物の出来が悪くなったことでした。
例えば、ミニトマト。
1年目、2年目には、
1株当たり800個も900個も、収穫できました。
それが、3年目あたりから、
ガクンと収量が落ち、質も悪くなりました。
「これを、なんとかできないか…」
と、解決法を探して、たどり着いたのが、
「自然菜園」でした。
自然菜園では、基本、草を取りません。
多様な草が育ち、朽ちることで、
土壌を豊かにしてくれます。
草の根が畑を耕し、養分を運んでくれます。
草自体も、朽ちて、土壌の養分となってくれます。
…と、いうわけで、
現在のトニー農園の様子です。

いい感じに草が生えてますねぇ~♪
ひと口に「自然菜園」といっても、
人によって、やり方は、違います。
例えば、泥団子に、いろんな野菜の種を混ぜて、
その種入り泥団子を適当に投げます。
で、ほったらかしにし、
草むらの中で自然にできた野菜を収穫する…
…と、いうのもあります。
わたしの場合は、草取りは、できるだけしませんが、
まったくほったらかすわけではありません。
草を刈って、コントロールする♪
まだ、全然できてはいないのですが…ポリポリ。
例えば、イネ科の草↓

これは、根がビッシリ張りますので、
畝の中にできないようにします。
畝の中にできた場合は、
スコップで掘り出してしまいます。
ただ、このイネ科の草は、
ワラの代用になりますので、敷地の端などに、
ある程度は残す方針です。
また、根が深く密に張るということは、
土を耕して、土の奥深くまで、
養分を送ってくれる働きもしてくれる…
…ということでもあります。
通路とか、畝以外の場所に生えているものは、
根切りで、対処してみることにしました。

「根切り」とは、本来の意味とは違うかもしれませんが、
カマを土の中まで入れて、成長点の下で刈ること。

こうすれば、ある程度、再生を抑制できるのではないか…とね♪
土の中に残った根は、やがて朽ちて、
土を豊かにしてくれるのではないか…とね♪
これは↓、上記イネ科の草に似ていますが、
おそらく違う種類。

草丈が高くならないタイプ。
この草は、物干し場の辺りに生えさせて、
芝刈り機で刈りこんで、緑のじゅうたんにしたい草。
クローバーも、繁茂する草なので、
基本、畝の中には入れませんが、
マメ科なので、土を肥やしてくれる草です。
通路などには、適度にあっていい。

おそらく、エゾギシギシ↓

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、
小判型の葉っぱの草です。
これは、畝の中にある場合は、
根元の上で刈り、
畝の近くにある場合は、
適度に残す方針です。
この葉っぱを、
うちに来るアブラムシが好んで食べます。
アブラムシは、ギシギシの方に集まり、
野菜には、付かなくなります。
…というわけで、草の種類によって、
刈り分けて、コントロールするわけでございまする。
基本、草は、種などはまかずに、
自然に生えてきたものをコントロールして、
何年もかけて、「緑の菜園」を作っていく方針です☆
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応援、ありがとうございました。
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