長期・分散・積立の株式投資☆後編
- 2020/09/18
- 21:00
「長期」「分散」「積立」の株式投資。
口座の開設もすんで、
いよいよ投資ということになります。
話を始める前に、ちょっとお断りをさせていただきます。
きょうの話は、かなり、わたしの私見の要素が強いので、
必ず、そうしなければならない…ということではなく、
どう投資しようが、それは、他人が決めることではありませんので、
あくまで、納得できるようなら、参考にする…程度で、
お読みくださいませ。
この投資に取り組む際に、
こころがけたい点が、いくつか、あります。
「長期で見る・考える・実行する」
「全体を見ること」
「マイナスは、避けるものではなく、受け入れるもの」
どうしても、株式投資では、多くの人が、
目先の株価や流行、あるいは目先の儲け・損にばかりに、
目が向きがちです。
目先の流行や話題性で、飛びつき買いをして、
目先の株価の上がり下がりに、一喜一憂、
右往左往しがちであります。
この投資は、10年、20年、30年、40年…
…の「長期投資」ですので、
株価でも、業績でも、長期で見る癖をつけた方がいい…
…と、思います。
たとえば、株価が暴落した時、
その、目先だけで見れば、「大損」ということになりますが、
長期で見れば、株を安く買えるチャンスになります。
また、流行や話題性にも、振り回されないように。
何十年という長期投資においては、
一時の流行は、意味がありません。
株式投資は、これからの将来性を見て投資するものですが、
この投資では、これまでの実績を重視して、
銘柄選びをします。
「成長株」ではなく、「安定大型株」中心。
ちなみに、成長株投資を否定するものではありません。
ただ、この「長期・分散・積立の株式投資」については、
安定大型株中心で、銘柄を構成するということです。
それでは、ここからは、具体的に書いてまいります。
まず、全体の設計、計画を検討します。
日々の家計収支から、貯蓄に回せる金額を明らかにして、
貯蓄のうち、目的なども考慮しながら、
年間、いくら、株に回せるか、金額をはじき出します。
たとえば、仮に、年間60万円だったとしましょう。
60万円全額を積立に回すとしたら、
月に5万円ということになります。
仮に、5銘柄に「分散投資」するとします。
均等買いするのなら、
1銘柄、月に1万円、積立買いすることになります。
もちろん、必ずしも、均等に配分しなくてもいいです。
どういう株を選ぶのか?
分散のポイントは、性質の違う株を組み合わせること。
たとえば、「輸出関連株」と「内需関連株」とか。
日経新聞などの株式面を見ると、
業種別になっておりますので、
業種で偏らないように選ぶのも、手です。
あとは、大事なポイントを、ざっと、書き出します。
まずは、業績。
特に、本業の儲けを表す「営業利益」
それと、「事業内容」「株価」「配当」「時価総額」…
かなり、ざっくりした感じですが、
とりあえず、このぐらいで、
長い目で見て、安定しているのが、いいです。
「営業利益」については、
毎年黒字で増収増益が、もちろんいいわけですが、
景気の影響を受ける業種などでは、
時に赤字になる企業でも、選びます。
とくに、今はコロナ禍ですので、
赤字になったり、営業利益が落ち込んだりする会社が、
多く出てくると思います。
なので、こういう時こそ、
今今の数字だけで考えるのでなく、
長い目で見ることが、大切です。
「株価」については、
この投資は、売却益を狙うものではないので、
とりあえずは、高いか、安いかは、
気にすることはありません。
株は、安く買って、高く売ればいいわけですが、
この投資は、平均値を買う…という感じです。
タイミングは、計りません。
むしろ、高くても買う、安くても買う、
買い続けることが、大事です。
ドルコスト平均法は、
株価を平準化するのが、主眼なので。
「配当」は、重視します。
配当を再投資することで、
資産を加速度的に増やしていく投資ですから。
安定的に配当する会社を、
基本、選びます。
「時価総額」は、会社の大きさを見る数字。
大きな会社を選びます。
目安としては…
これは、わたしの勝手な目安ですが、
時価総額で、上位500社…といったところでしょうか。
現状では、概ね2000億円以上です。
以上のような条件にかなう銘柄を
しらみつぶしに当たってみてもいいのですが、
とりあえず、「連続増配」している株から、
探してみると、いいかもしれません。
Googleに「連続増配 株」と入力して、
検索してみれば、簡単に、探せます。
で、みつけた銘柄を、
「ヤフーファイナンス」「株探」などのサイトで、
調べてみる。
簡単です。
「連続増配」では、ひっかからないかもしれませんが、
安定的に高配当する会社、
あるいは、配当を重視すると公言している会社を、
いくつか、書き出してみますと、
最近、投資の神様、バフェットが投資したことで、
注目を集めた「商社」
「三菱商事」(配当利回り・年利5.20%)
配当重視を公言している「三井住友FG」(6.13%)
「JT日本たばこ産業」(7.77%)
「NTTドコモ」(4.63%)
「武田薬品」(4.51%)
「キヤノン」(※)
※キヤノンは30期以上に渡って減配がない会社でしたが、
今期中間配当は減配を決めました。
期末配当は未定なので、なんとも言えませんが、
通期減配の可能性が高くなりました。
ただ、これは、コロナ禍の影響。
長期で見れば、高配当銘柄と判断し、つけ加えておきます。
…etc
たとえば、5銘柄に投資する場合、
5銘柄、一斉に始める必要はなくて、
じっくり調べて、検討して、
「よし!これを20年、投資していこう!!」
と、決心がついたものから、
始めていったらいいと思います。
最初に、
「銘柄」「買い付け日」「金額」を指定すれば、
「自動積立」で、手間は、かかりません。
「配当」は、「配当金自動受取サービス」にし、
税金は、「特定口座・源泉徴収あり」にしておけば、
自分でやることは、ほぼありません。
ただ、「配当」の再投資だけは、
年2回まで増額月を設定することができますので、
そこだけは、自分で、やらなければなりませんが、
手間という手間は、それぐらいです。
あとは、スマホで、確認するぐらいでしょうか。
あ! あと残高が足りなくならないように。
最初、しっかり設計・計画をする必要はありますが、
最初に設定すれば、あとは、手間は、かかりません。
フム。
すいません。またまた、長文になってしまいました。
以上です。
健闘を祈ります☆
投資は、100%自己責任でお願いいたします☆
また、この記事に関しては、
ご質問、ご意見、コメントには、お返事しません。
ご了承ください。
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応援、ありがとうございました。
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