桜桃忌ウォーク2【青森旅】
- 2020/06/20
- 21:00
「桜桃忌」を前に、
太宰治の生まれ故郷・旧金木町を
ウォーキングしてきました。
きょうは、きのうの続きです。
「南台寺」を出て、西に進みますと、
道端に地蔵堂が見えてきました。

特別有名なお地蔵様ではないと思いますが、
昔の津軽の風景を想像させるような雰囲気があって、
妙に魅かれるお地蔵様です。
これまでに、何度も、お参りしております。

中のお地蔵様は、
鼻おしろいをつけていました。
津軽地方のお地蔵様やオシラ様は、
化粧したり、派手めの服をまとっていたりします。
「化粧地蔵」とも言われております。
お堂の後には、「百万遍」の石碑も。

これは、村落の入口に置かれていることが多く、
つまりは、村の外れということですので、
戻ることにしました。
途中から右手の道に折れて、
道なりに進みますと、
「仁太坊(にたぼう)通り」
ちなみに、金木は、
一説には、津軽三味線の発祥の地とされ、
「仁太坊」は、津軽三味線、伝説の名手。

通りの名前は、新しいものだと思いますが、
この通りは、かつての繁華街。
多くの小売店、飲食店、
「こみせ」と呼ばれるアーケードもかかって、
劇場、映画館などもあったようです。
昔を想像しながら、通り抜け、
次に向かいましたのは、「新座敷」
太宰治が、戦時中、疎開していた家です。

昭和20年、妻子を伴って疎開し、
この家で、「パンドラの匣(はこ)」「冬の花火」など、
23作品を執筆しました。

上の写真は、裏手から撮ったものです。
太宰が作家になってから住んだ家としては、
唯一現存する家です。
この家は、公開されていて、
中を見学することができます。
書斎には、それっぽい文机も置かれていて、
そこに座って、太宰治になりきることもできます♪
ゆっくり滞在して、
太宰が過ごした部屋で、
太宰の短編など読むのも、乙だと思いますよぉ。
もしも、行かれることがございましたら、
「斜陽館」だけでなく、
「新座敷」も、おすすめします♪
ちなみに、「新座敷」は、開館しておりました。
…と、きょうは、ここまでにさせていただきます。
この後、お墓参りの代わりに、
某所に参拝したのですが、
続きは、またあした☆
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