桜桃忌ウォーク1【青森旅】
- 2020/06/19
- 21:00
きょう6月19日は「桜桃忌」
太宰治の命日。
でも、地元では、近年、
6月19日は、太宰の誕生日でもあることから、
「太宰治生誕祭」として、
式典などを行ってきました。
今年からは、式典という形式はやめて、
関連イベントなどを行う予定だったようですが、
例のコロナの関係で、
すべて中止が決まっておりました。
でも、行ってきましたよぉ♪
太宰治の故郷、旧金木町(現五所川原市)
いちおう、念のため、6月19日は避けて、
きのう、行ってきました。
ウォーキングも兼ねて。
太宰治のふるさと散策♪
出発は、太宰の生家「斜陽館」から。

通常は「太宰治記念館」として、
公開されているのですが、
今は、休館中でした。
今のところ、6月末まで、休館となっておりました。
なので、夏頃には、見学できるかも…です。
斜陽館沿いの道を進みます。

交差点を左折しますと、
「雲祥寺」があります。

太宰が子供の頃、子守のタケに、
よく連れて行かれたお寺さんです。
確か、小説「思ひ出」の中で、
このお寺さんでのエピソードが
語られております。
地獄絵図の話と後生車の話。

「後生車」とは、上の写真のようなもので、
鉄の輪を回して、すっと止まれば、極楽へ行き、
1回止まってから、逆に戻れば、地獄へ落ちる…
…というもので、太宰は、小説の中で、
何回やっても、逆回転する…ようなことを書いています。
ちなみに、もともとは、卒塔婆の1種で、
鉄輪を回すことはお経を唱えることと一緒で、
死者を供養するもののようです。
地蔵堂の脇に、新しいのが建てられておりました。

当然、回すでしょ…

フフフ。ぴたりと止まりましたよぉ。
ただ、後生車を回した途端、
大きなハチに襲われまして、
早々に、お寺さんを後にしました。
ちなみに、脇にあった地蔵堂にも、
手を合わせたのですが、今時ですねぇ…

お地蔵様もマスク姿でした。
雲祥寺を出まして、
道なり、すぐの所にある「金木八幡宮」に参拝。

おそらく、太宰も、子供の頃、
ここら辺りを遊び場にしていたでしょう。
そんな想像をしながら、次は、
並びにある「南台寺」に参拝しました。

どうしても、小説に書かれた「雲祥寺」の方が、
有名なわけですが、
雲祥寺は、子守のタケの菩提寺で、
太宰の本家の菩提寺は、「南台寺」なんです。
本堂の周りが墓所になっていて、
失礼して、太宰本家のお墓を探してみました。
太宰治の本名は「津島修治」
「津島」あるいは「対馬」とあるお墓に、
かたっぱしから、手を合わせてきましたよぉ♪
ちなみに、太宰治自身のお墓は、
金木には、ありません。
東京の三鷹にある「禅林寺」にあります。
わたしも、参拝したことがございまする。
なので、「桜桃忌」ですが、
お墓参りは、金木では、できませんので、
別の場所のある物に、参拝しようと考えておりました。
この続きは、改めて、お書きします☆
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