幕末明治の浮世絵探訪展【青森旅】
- 2014/10/31
- 22:10
きのうの青森旅。
目的地は、青森県八戸市。
青森市からですと、約100km離れており、
時間もかかるため、なかなか行く機会はないのですが、
わたしの「第二の故郷」でもあります。
訪ねる度に、
「また、近いうちに来よう」
と、思います。
大好きな街です。
で、今回、第一の目的は、
今、八戸市博物館で開かれております、
「幕末明治の浮世絵探訪展」でございました。

元来、わたくし、浮世絵好きですのでね♪
お金持ちなら、
コレクションしたいぐらいなのですが…
今回、八戸市で、また、おもしろい趣向で、
開催されることを知りまして、
これは、何が何でも観に行かなくては!!
…と、思っていたのでした。
「おもしろい趣向」といいますのは…
普通、「浮世絵」といいますと、
「広重」とか「北斎」とか、
有名どころの作品を中心に展示されることが多いと思いますが、
この展覧会では、
作家をクローズアップするのではなくて、
幕末、明治の世相を伝えるような画を中心に
構成されておりやした。
浮世絵を「芸術品」として扱うのではなく、
「実用品」として見ているんですね☆
昔は、今でいうところの、
新聞や旅行のガイドブックなど、実用的な面から、
浮世絵が活用されていたらしいんです。
ま、でも、いつもの癖で、
「芸術品」として観てしまうところもあるのですが…
扱っている素材は、ニュースで、
例えば、戦争とか、火事とか…
なので、ニュースとして見れば、
こう書くのは不謹慎なのですが、
「きれいだ…」といいますか、
感動する部分もございました。
特に、今回の展覧会で初めて知ったのですが、
小林清親の戦争や火事の画は、
冷たい夜の闇と明るさの対比が
見事に描かれていました。
戦地で兵士が、
わが家に帰る夢を見ている画などは、
伝わってくるものがございましたよぉ♪

「幕末明治の浮世絵探訪展」は、
八戸市博物館で、11月3日(月・祝)まで
開かれています。
入館料300円で、
これだけ充実した展示を観られるのは、
ほんと、ありがたいことです♪
八戸市さん、ありがとう☆
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応援、ありがとうございました。
感謝感謝☆