八戸えんぶり2020【青森旅】
- 2020/02/21
- 21:00
行くべきか?
行かざるべきか?
迷っておりましたが、行ってきましたよぉ♪
「八戸えんぶり」
えんぶりを見るのは、
実に、四十数年ぶりです。
昔のえんぶりは、
町内会・地域ごとに、
数人のえんぶり組が
門づけしていく形だったと思いますが、
現代のえんぶりは、ショーになっていました。
おそらく、今でも、
門づけしていく形は残っていると思いますが、
ショー化された、えんぶりは、見応えがありました。
今更ですが、
「えんぶり」の意味も、わかりました。
豊作を願って、
冬の間眠っていた田の神様を揺さぶり起こす。
土を起こし、
種から苗を育てて、
田植えをして、秋には収穫。
きのう観たえんぶりは、
演目(?)が一年の農作業に沿って、
構成されていて、よくわかりましたし、
八戸は、ヤマセが吹く、寒冷地ですから、
農業をするには、厳しい環境の中で、
米作りをする農家さんの思いも、
伝わってくるようでした。
最終日のきのう20日は、
ごご1時から、八戸市庁の辺りで、やる…
…というので、八戸市庁目指して歩いていると、
お囃子が聞こえてきました。
音の方を見ると、
えんぶり公演が催されておりました。
八戸市営の本屋さんの前の部分「マチニワ」
以前、訪れた時は、屋外でしたが、
今は、屋内空間になっておりました。

外は、今の時期は、日中でも、結構冷えますので、
あったかい環境で観られるのは、いいかも…と思います。
ま、寒い所で、ガタガタ震えながら観るのも、
「えんぶり」らしくて、いいものですが…
きのうは、あくまで目的は、八戸市庁でしたので、
トイレを借りて、10分程度で、建物を出ました。
八戸は、かつて住んでいた所で、
この辺りも、遊び場の範囲でしたが、
なにせ40年以上前の話ですから、
イマイチ、土地勘が、こころもとない。
でも、だいじょーぶ。

人の流れについて行きました♪
市庁前の広場にステージが設けられていて、
ここで、行われるようです。
ステージ前には、ベンチが並んでいましたが、
すでに満席状態で、
わたしは、最後方の台の上に上がって観ました。
ま、見物する分には、よかったのですが、
わたしのカメラは低性能ですので…ぽりぽり。
写真を撮る向きには、不向きかもしれません。

きのう、ここで観たのは、確か…
「石堂えんぶり組」だったと思います。
きのうの説明で、初めて知ったのですが、
えんぶりには、「ながえんぶり」と「とうさいえんぶり」の
2種類があるそうです。
石堂組は、「ながえんぶり」
ながえんぶりは、古い型で、
歌や動作がゆっくりしています。
ちょっと…一見、地味な感じもありますが、
古いもの好きのわたしとしましては、よかった。
えんぶりの原型を観るような感じで、
味わい深かったです。

えんぶりは、
馬をかたどった烏帽子をかぶった、
「太夫」が主役ですが、
子供たちが舞う、恵比寿舞い、大黒舞い、
松の舞い、早乙女の舞い(?)…も、よかった。

…といいますか、今や、
主役を食ってしまう感じでした。
ちょっと寒かったですが、
行って、よかった。
大満足のえんぶり見物でした☆
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