八戸えんぶり2020【青森旅の素】
- 2020/02/14
- 21:00
来週月曜2月17日早朝。
青森県八戸市の長者山新羅神社で行われる、
「奉納摺り」から、
そのお祭りは始まります。
「えんぶり」
わたしは、昔々、
その長者山のふもとに住んでおりました。
なつかしいお祭りです。
今は、ショーみたいになっておりますが、
昭和40年代の「えんぶり」は、
各町内のえんぶり組が、
家々を門づけして歩く形だったと思います。
ご祝儀(?)をはずんだ家の前で、
馬をかたどった烏帽子を左右に振りながら、
太夫たちが舞います。
ちなみに、舞うことを「摺(す)る」と言います。
当時、住んでいた家の隣が雑貨屋さんで、
雑貨屋さんといっても、
今のオシャレな雑貨屋さんではなく、
「○○商店」というお店屋さんです。
商売する人は、
「商売繁盛」ということで、
ご祝儀をはずみますので、
そのお店の前で、
太夫たちが、ひとしきり舞います。
それを近所の人達が集まって、見る♪
今年からは、八戸市内の小中学校が、
「えんぶりの日」ということで、
お休みになるようですが、
わたしが子供の頃は、
当然、休みではありません。
でも、同級生の大久保くんは、休むんです。
大久保くんは、「大黒舞い」をやるんです。
えんぶりは、
烏帽子をかぶった太夫が主役ですが、
道化役みたいな感じで、子供が、
大黒舞いや恵比寿舞いをやるんです。
そのため、大久保くんは、
公然と!!学校を休むんです!!
しかも、大黒舞いをやると、
「五千円、もらえる」と自慢していました。
うらやましかった!!
…ということを、なつかしく思い出します。
「八戸えんぶり」は、
2月17日(月)から20日(木)まで、行われます。
詳しい日程は下記サイトをごらんください。
(関連サイト)
「八戸えんぶり」(PDFダウンロード)
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