子供向け投資教育の危うさ
- 2019/05/26
- 21:00
過日、
インターネットを使った通信制高校「N高」に、
投資部が設立されるというニュースを知りました。
特別顧問に村上ファンドの村上世彰氏を迎えて、
「実社会で活きる金融を学ぶ」
…ということらしいです。
(関連サイト)
「実践的な金融教育『N高投資部』設立」(N高)
以前にも、証券会社が主体となって、
子供を対象に、株式投資のシミュレーションをする…
…ようなことで、金融(投資)教育をする…
…ってのがありましたけれども…
どうも、わたくし、この種の「金融(投資)教育」には、
危うさを感じてしまいます。
1つは、投資の原資の軽さです。
N高投資部の場合は、
村上氏が生徒1人当たり20万円を提供するそうです。
上に書いた投資のシミュレーションでは、
原資は仮想資金です。
ある意味、生徒にとっては、
たとえ無くなったとしても、痛くもかゆくもないお金です。
リアルの投資が扱うお金は、
このような軽いお金であってはいけないと思います。
わたしは、思うんですね。
「投資は、タネ銭を積むところから始まる」
それと、あと1つ気になるのは、時間の短さ。
「投資は、一生がかりの努力」
目先の上がり下がり、プラス・マイナスだけでは、
測れません。
「ギャンブル」と「投資」の区別をつけること。
ただね。
これらのことって、先生に教えてもらったり、
本を読んで、わかるようなことでもないようにも思います。
「金融(投資)教育」の難しいところですね☆
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