トニーズレター Tony's Letter

NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」

いよいよ最終週に入りました。

はなの父・吉平がおだやかに息をひきとり、
とむらいの席のシーン。

場面変わって、
戦争で息子を亡くし、
ふさぎこんでいる蓮子のもとに、
はなが訪ねるシーン。

こんなシーンを観ていて、
このドラマには、振り返ってみれば、
ずいぶんと多くの死が
描かれていたなぁ…と思います。

はなの息子も亡くなっていますし、
はなの妹のかよと英治の弟・郁弥の別れ。
郁弥は関東大震災で亡くなっています。

はなの祖父（おじいやん）の死。

また、醍醐さんが、戦地取材から、
茫然自失の体で帰国するシーンからは、
戦地での多くの死が思われました。

多くの死別のシーンを、変に盛り上げるわけでもなく、
ていねいに描いている感じを受けました。

そこらへんも、
このドラマに共感できた要素かもしれませんね★

大団円は…

「赤毛のアン」の出版が、ついに決まって！！

現代に至るまで、
多くの迷える少女（少年）たちの心を照らしている！！

…ってことでしょうけれども。

登場する人物、すべての人が、
親しい人の死や、様々な困難を経て、
それでも、それぞれ、前を向いて歩き出す…感じの、
おだやかなエンディングになるような気がします。

…っていいますか、
そうなってほしいんですね。

わたしの希望のエンディングであります。

最後は、バグパイプ風のBGMが流れて、
おばあちゃんになった花子と子供時代のはなが、
緑の草原で、気持ち良さそうに青空を仰ぎ見ている。

想像の翼を広げている。

「完」

…って感じで♪

ベタですけど…そうなってほしいです☆




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