ナイトウォーキングでドキッ☆
- 2018/10/17
- 21:00
ウォーキングは、概ね夜の9時過ぎ、
遅い時は、10時過ぎに歩き出します。
その頃になりますと、
人通りも、かなり少なくなっておりますし、
特に、わたしは、裏路地を歩くのが好きなので、
住宅街の中に入ってしまうと、
人一人、車一台、出会わない…
…なんてことも、珍しくなかったりします。
人通り、車通りが少ないのは、
歩きやすい反面、ちょっとだけ、
恐怖感がわいてきたりする場面もありまして…
例えば、街灯がなく、
ある一帯だけ暗がりになっている所とか、
鬱蒼とした草木に囲まれた空き家とか、
墓地はもちろんですが、
神社仏閣も、夜は少し怖い感じもありますし、
あと人気のない学校も、昼間は全然怖くないのですが、
夜は、怖い感じの学校もあります。
ウォーキングコースは、近所ですので、
地理もだいたい頭に入っていて、
夜は、避けている道もいくつかございまする。
一昨日の晩、裏路地を歩いていて、
車1台がやっと通れるぐらいの、
さらに細い道に入った時のことです。
どこからともなく、かすかに、
鈴の音が聞こえてきたのであります。
もう秋虫も鳴いていません。
静かな古い住宅街の細道です。
一瞬、鳥肌が立ちました。
何か、妖怪…的なものを想像してしまって…
…と、その瞬間、わたしの目の前を、
黒いもののけが横切ったのでございまする。
横切る途中、一瞬、目が合いました。
黒いもののけは、
口に何か小動物をくわえていました。
いや、黒猫がネズミをくわえていたのだと思いますが…
ちょっとドキッ☆…としました。
そんなこんながあって、昨晩。
夜の10時過ぎ。
コースを替えて歩きました。
今度は、比較的新しい家が並ぶ住宅街です。
ただ、人通り、車通りは、一切なく、
「静かな夜だな…」と思っていたのですが、
数十メートル先の電信柱の影に、人影が見えました。
帽子をかぶっていて、うつむいて、
男の影です。
じっとして動かない。
いったい、何をしているのか…?
どんどん、その男との距離が詰まって来ます。
わたしは、攻撃された時に備えつつ、
すれ違いざま、チラッと男の顔を確認しました。
男の正体は、看板でした。
まぎらわしい。ドキッとして、損した。
少しほっとして、
また別の住宅街にさしかかった時のことです。
その住宅街は、さらに新しい住宅街で、
きれいな家が立ち並び、普段なら、
歩いていて気持ちのいいコースなのですが…
昨晩は、路地を曲がった瞬間に、
またまた鳥肌が立ってしまいました。
丸坊主の男が、通りの真ん中に、立っているのです。
今度は、看板などではありません。
明らかに「人」です。
酔っ払いか…?
何で動かない?
下手に逃げたりして、
相手を刺激してはいけないように感じました。
下手に距離をおかず、まっすぐに進みました。
どんどん、距離が詰まって来ます。
例によって、襲われた時に備えつつ、
すれ違いざま、
チラッと男の顔を確認しようとした、その時、
「こんばんわぁ~っす」
男があいさつをしたのです。
え? 知り合い?
少し歩くスピードを緩めて、
今度は、わたしも、しっかりその男の顔を見ようとしました。
しかし、街灯の逆光で、影になって、
顔がよく見えません。
そしたら、また、
「こんばんわぁ~っす」
とりあえず知らない人だと思いましたが、
「こんばんわぁ~」と返しておきました。
おそらく高校球児だと思います。
夜の人通りのない道で、
ダッシュなど、自主練をしていたのでしょう。
いやぁ…
昼間なら、気持ちのいいことでも、
あのシチュエーションでは、
かなりドキッ☆となりました。
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