コンテンツモデレーターはできない
- 2018/10/11
- 21:00
最初は、軽い気持ちで観始めたのですが、
観始めて数分もしないうちに、
テレビ画面は半分以上観ずに、
半ば「音だけ視聴」となってしまいました。
PCで作業しながらだったこともあるのですが、
内容が重過ぎて、
観ることに耐える自信がなかったもので。
「BS世界のドキュメンタリー」です。
内容によっては、
時々観ている番組です。
「シリーズ サイバーの魔界」
番組冒頭、
次のようなことわり書きが表示されます。
「この番組には刺激的な映像や表現が
含まれています
事実を伝えるという作品の意図を尊重して
そのまま放送します」
で、プロローグがあって、番組タイトル。
「ソーシャルメディアの“掃除屋”たち(前編)」
フェイスブックのコンテンツから、
「社会的に不適切なもの」を削除する仕事、
「コンテンツモデレーター」に焦点を当て、
ソーシャルメディアが抱える問題点を探るドキュメンタリー。
「社会的に不適切なもの」とは、
例えば、殺人や暴力、ポルノなど、
不快な画像や映像が主なわけですが、
どのコンテンツがOKで、どのコンテンツが削除なのか?
これは、一概に線引きできるものではない…
人によって、社会的、文化的な背景も違えば、
価値観や宗教観、倫理観も違えば、
国・地域によって、法律も違う。
それを一私企業が線引きをして、
やることができるのか?
仮に、できないとしても、
まったく野放しにはできない状況もあるわけです。
番組では、フェイスブックの投稿が、
ロヒンギャの迫害を増長させていることを
取り上げていました。
SNSは、今や、社会生活を営んでいく上で、
「必須のツール」になりつつあると思います。
一方で、SNSが、
社会的な病、不幸な状況を生まないように、
どうコントロールしていくのか?…といった問題も、
ますます深刻化しているように感じました。
それと…
「コンテンツモデレーター」という仕事、
わたしには、できないと思いましたよぉ。
このドキュメンタリー番組でさえ、
正視できないのですから…
もしも、わたしがやったら、
精神的に病んでしまうような気がします。
↓人気ブログランキング「青森県」…第3位です。

応援、ありがとうございました。
感謝感謝☆