なんでぶっこんできたのかな?
- 2018/09/29
- 21:00
きょうは、すいません。
ちょっとネタバレしてしまうかもしれません。
NHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」についてです。
きょうが最終回でした。
例によって、毎回欠かさず観ていました。
今、振り返ってみれば、
序盤、前半までは、いい流れでした。
すずめの子供時代から、
上京して、漫画家を目指すところぐらいまでは。
周りの登場人物、裕子やボクテも、
キャラが立っていましたし、
素直に共感できました。
また、一見、冷たそうな印象もある、
師匠の秋風羽織先生のお言葉が、
時に胸にしみました。
少し違和感が出てきたのは、後半部分から。
でも、それなりにドラマの中には入れていたのですが、
最後の最後、
なんで、「東日本大震災」をぶっこんできたのか?
がまんして観ていましたが、
あれで一気にしらけてしまいました。
東日本大震災が起こった時も、
しばらくドラマを観る気が起きなかったのですが、
それと同じような感覚です。
「東日本大震災」は、あまりにも重たい現実で、
それを思うと、ドラマは、どれを観ても、
ウソっぽく感じてしまうのであります。
所詮、「作り物」という感じがしてしまって。
それと、同じような感覚。
ドラマの中では、
親友の裕子がおそらく津波に飲まれて、
亡くなるわけですが、
裕子の、死が迫る中で、すずめに対して、
最期の言葉がスマホか何かに残されていて、
それを聞くシーンとか、
どうにもウソっぽくて観ていられませんでした。
秋風先生からすずめに速達が届いて、
人生を達観した感じの良さげな言葉が綴られていて、
すずめも、励まされて、
裕子の分まで生きなきゃ!!
と、涙ながらに決心するシーンとかでも、
どうにも、ウソっぽく感じてしまいました。
ストーリー的に破綻しているわけでもありませんし、
セリフ自体も、もちろん間違った内容ではないのですが、
どうにも、ウソっぽく感じてしまう…
作り手のご都合主義といいますか。
「東日本大震災」は、あまりにも重い現実で、
原発の事故だって、終わった話ではないわけです。
ドラマで取り上げるのには、
もう少し時間が必要なのかもしれません。
「半分、青い。」は、
最後の最後で、少し残念なドラマになりました。
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