古典的な割り引き誤認商法♪
- 2018/05/03
- 21:00
長尺CM。
2分とか3分とか、
比較的長めのCMで、
大概は「CM」というよりも、
「TV通販」といった内容のもの。
ただ、単独の番組枠で放送されるものではなく、
番組中のCM枠で放送されているものです。
わたしは、基本的にテレビショッピングなどは、
見ないのですが、
民放BSの2時間番組のCM枠に入っている場合、
見てしまうこともありまして…
ふむふむ。
「古典的な割り引き誤認商法だ♪」
…と、思うCMがありました。
いわゆる「二重価格表示」と言われる販売方法です。
その商品の価格が、
今買うと、ひじょうに安い、お得だ…
…と、消費者に誤認させる商法で、
販売価格よりも高い別の価格を
「比較対照価格」として表示する売り方。
昔々は、家電量販店などでは、
普通に行われていました。
例えば、
「メーカー希望小売価格12万8000円のところ、
今だけ特価、35%OFF 8万3200円」
…とかね☆
でも、こういう売り方は、だいぶ前に問題になって、
今では、家電量販店の広告では、
だいぶ少なくなってきたと思います。
過日、見た通販CMは、
健康器具のステッパーのCMでした。
「24,700円のところ、
放送終了後30分以内にご注文のお客様に限り、
なな、なんと!!1万4千円以上もお得な…
9,990円で、ご提供いたします!!」
実は、わたくし、コレとはちょっと違うのですが、
ステッパー、持っているんです。

昔、買ったものですが、確か値段は…
3,000円ぐらいだったような。
少なくとも5千円はしなかったと思います。
価格のギャップはとりあえずとしても、
この売り方は、ちょっと問題があると思いました。
「24,700円」という比較対照価格の根拠が、
不明瞭なのです。
「メーカー希望小売価格」とか、
「当社通常価格」とかの表示があれば、
まだしもなのですが、
「24,700円」がどういう価格なのかの説明がなく、
しかも、このテレビショッピングの場合、
今だけ特別の販売価格9,990円が、
「当社通常価格」と思われますので!!
いや、あまりに高い感じがしたので、
ネットで調べてみたんですね。
今は、インターネットがありますので、
こういうからくりも通用しにくくなっている…
…と思うのですが、
堂々とこういうCMが放送されているということは、
まだまだこういう商法が有効だということなのでしょう。
気をつけたいと思いました。
わたしは、この件で、
この通販会社に対する信用度が、
かなり下がってしまいました★
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応援、ありがとうございました。
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