杉本七段、師匠としての器
- 2018/03/09
- 21:00
将棋人気の立役者、
中学生棋士の藤井聡太六段と、
その師匠である杉本昌隆七段の公式戦、初対局が、
きのう、行われました。
勝負は、千日手差し直しの結果、
藤井六段が勝利しました。
藤井六段は、もちろんすごいのですが、
わたしは、師匠の杉本七段も、すごい人だなぁ…
…と思います。
器が大きい。
少しお茶目なところも魅力ですが…
このところ、
女子レスリングの伊調選手と栄監督、
大相撲の貴乃花親方と貴ノ岩関…など、
いろんな師弟関係を見る機会が多いですが、
この将棋の藤井・杉本の師弟関係は、
昔ながらの日本風の師弟関係を残しながら、
清々しいものを感じますな。
これは、
杉本七段の師匠としての器量によるところが、
大きいと思います。
師匠の杉本七段は、
早くから弟子の能力を認め、
それを尊重しているといいますか、
大事に育てよう、花開かせよう…
…という心意気が伝わってきます。
自分が偉くならない。
杉本七段は、きのうの対局後のインタビューで、
「弟子の藤井六段に感謝している」とまで、
おっしゃっていましたよぉ☆
日本の古くからある師弟関係は残しながらも、
「師匠が白と言ったら、黒い物でも白くなる」
…というような感じではなくて、
「弟子の素質をあるがままに認めている」
そんな寛容さを感じました☆
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