有事のビットコイン買い?
- 2017/08/30
- 21:00
昔は、「有事のドル買い」とか、
「有事のスイスフラン買い」とか言われていましたが、
近年は、「有事の円買い」がすっかり定番になっています。
2011年、東日本大震災の時、
日本に住んでいた外国人は、
相当数、日本から出ていきました。
当然、お金も逃げていくのでは…
…と思っていましたが、
結果は、逆でした。
振り返って見ると、
震災、原発事故の当事国であるにも関わらず、
円は買われたんですね。
円は、ここまで強いのか…
…と、ちょっと驚きました。
昨日の北朝鮮のミサイル発射に関しても、
発射直後のドル円相場の動きは、
「有事の円買い」の動きでした。
ちなみに、ミサイル発射直前で1ドル=109.255円近辺。
午前7:20過ぎにかけて、108.332円近辺まで、
ほぼ一直線に円高が進みました。
ただ、今回の円高は、ほぼ収束して、
きょうの午前には、ミサイル発射前の水準まで、
戻しております。
ちょっと思いついて、
昨今話題のビットコインは、
今回のミサイル発射にどう反応したのか?
調べてみました。
ざっと見てみましたが、
わたしの印象では、
ほぼ反応していないように見えました。
ミサイル発射直後の反応は、ほぼなし。
ミサイル発射直後のきのう午前6:06で、
1ビットコイン=479,731円だったものが、
きょうの午後1:30には、511,753円まで上がっていますが、
これは「有事のビットコイン買い」ではないと思います。
直後の反応がありませんでしたし、
ビットコインでは、これぐらいの値幅の変動は、
普通に起こっていますので。
また、これは、投資・投機対象としても、
まだまだ未成熟であることの証拠のような気もしました☆
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