記憶の底に眠る言葉
- 2017/06/25
- 21:00
けさ、玄関の呼び鈴が鳴りました。
妹が「誰だ?」というので、
「たぶん、○○おじさんだごったよぉ」
…という言葉を発して、
「へぇ~」と思いました。
「ごった」
思いも寄らない言葉が、
不意に自分の口から出てきたのに、
少し驚いたのです。
「ごった」というのは、
青森県南部地方の方言です。
今、わたしが住んでいる青森市など、
津軽地方では、使われない言葉です。
「たぶん……だろう」という、
国語的にいいますと、推量の助詞。
わたしは、小学1年の終わりから、
小学5年の終わりまで、
青森県南部地方の八戸市に住んでいて、
南部弁は、当時使っていた言葉なのでした。
普段はほとんど忘れていて、
意識的に話そうとしても、
南部弁は、ほとんど話せません。
でも、記憶の底に残っているらしく、
時々、自然と口に出てくることがあるんです。
あと、話し相手が南部の人だと、
いつのまにかイントネーションが南部弁になっていて、
「あなたも、南部の人でしょ?」
と、言われたりもします。
これも、意識してやろうとしても、
できません。
不思議なものであります☆
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