しくじってしまったのは、もしかしたら…
- 2017/05/16
- 21:00
昨晩、録画していた「しくじり先生」
5月14日(日)放送分を観ました。
「しくじり先生」は、
人生をしくじった人が、「先生」になって、
そのしくじりを教材に、人生を学ぼう…
…といった趣旨の番組。
テレ朝系ですが、
テレ朝って、時々、ユニークな番組を作るな…
…と思っていて、この番組も、そのうちの1つだったのですが、
5月14日放送分は、いただけませんでした。
なんだか、観ていて、
胸がモヤモヤしてきましたよぉ。
今回の「しくじり先生」は、
脳科学者の茂木健一郎先生。
茂木健一郎先生は、今年の3月に、
「日本のお笑い界は終わっている」
「日本のお笑い芸人たちは、
上下関係や空気を読んだ笑いに終始し…(中略)
地上波テレビはオワコン」
…みたいなツイートをし、
それが、お笑い芸人やお笑いファンから猛反発され、
炎上してしまった…という、しくじりをしたと言うのです。
番組に、
生徒役として、キャスティングされているのは、
主にお笑い芸人で、
放送の中で、再度、この件について、
茂木先生は、集中砲火を浴びていました。
なんか…間違っているような、
モヤモヤした感情が最後までありました。
後味が悪い。
お笑い芸人の立場に立てば、
自分が人生賭けて取り組んでいるお笑いを、
門外漢に「終わっている」と批判されたわけなので、
憤慨するのは、わかるのですが…
少し引いて考えてみれば、
「日本のお笑いは終わっている」という意見も、
あっていい…といいますか、
受け入れる度量があってもいいのでは…
…と、思いました。
茂木先生が、放送中に言われていたようなこと、
若手のお笑い芸人が、
MCをされている大御所のお笑い芸人の顔色をうかがう…
大御所の判断で、そのお笑いの価値が決まっちゃう…
…などは、案外的を射ていると思います。
人が人生賭けて取り組んでいる物に対して、
リスペクトがない…というのは問題かなとは思うのですが、
先生の言われている内容は、「しくじり」とは、
言えないと思うんですよぉ。
少なくとも、「しくじり先生」という番組で、
ああいう形で、取り上げるべきではなかった。
あの番組を観る限りでは、
しくじっているのは、茂木先生ではなくて、
むしろ、バッシングしている芸人の方…
…と言ったら、言い過ぎかもしれませんが(自爆)
そんなふうにも感じました☆
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