日本国内での普及は難しい…?
- 2017/04/05
- 21:00
今月1日、「仮想通貨法」が施行され、
きょうの日経のトップ面には、
「ビットコイン対応26万店」の記事が
載っていました。
2020年の「東京オリンピック」をにらんで、
日本でも、仮想通貨の普及が進むのか♪
いよいよエンジンがかかってきた感じです。
わたしも、素人なので、詳しくはないのですが、
仮想通貨法の肝は、
仮想通貨が支払い手段として正式に認められたこと☆
…だと思います。
これまで、政府の見解では、
例えば、ビットコインと円を「交換(両替)する」…
…ということではなくて、
ビットコインを「買う」という扱いでしたので、
そうなりますと、いちいち消費税がかかる!!
…という話だったのです。
(関連記事)
「仮想通貨の存在感増す☆」(Tony’s Letter)
今回の「仮想通貨法」が正式に始まったことで、
これで、仮想通貨を、円と同じように、
支払いに使えるようになりました。
ただ、現状、ビットコインを使えるお店の数が、
絶対的に少ない…というのが、
普及のハードルとしてあるわけですが、
それが、今朝の日経の記事によりますと、
一気に26万店にまで増える♪
…ということになりますと、
これは、いよいよ、日本でも、
普及していくのか♪
…ふむ。
チラッと、そんな気持ちにもなりましたが、
わたし的には、まだまだ、
決済手段としたら、
使い勝手が悪い要素があると考えておりやす。
で、その使い勝手の悪い要素は、
なかなか乗り越えられないハードル…
…とも、思うわけでございまする。
その要素とは、「レートの変動」です。
レート(交換比率)の変動幅が大きいんです。
外国人観光客にしてみたら、
自国通貨と円のレート変動が、
そもそもあるわけですので、
それほどの問題はないかもしれませんが、
おそらく、日本人のほとんどは、
レート(交換比率)の意識が薄いと思われますので、
買うタイミングで、実質値段に相当の違いが出る…
…ということになると、
かなりの混乱が起きるかもしれません。
また、いつ円に交換するのか、
そのタイミングによって、
利益の金額が変わってきますので、
お店側の混乱は、お客様側以上だと思います。
ちなみに、どのぐらいの変動があるか、
ざっと見てみますと…
今年の3月3日には、
1ビットコインが14万9千円超…だったものが、
3月25日には、10万3百円ほどまで下がり、
今、少し持ち直して、12万8千円ほどです。
これで驚くことなかれ!
去年の8月16日には、5万7千円ほどの水準でした。
わずか1年も経たないうちに、
価値が3倍幅で変動しているんですよぉ。
また、仮想通貨は、
日本銀行など中央銀行が管理している法定通貨と違って、
特定の管理者がいませんし、
また、ユーザーは、世界に広がっています。
為替レートの変動が、
当面、大きくなるのは仕方がないように思います。
…ということで、
外国人の場合はとりあえずとしても、
日本国内での普及は、難しいのではないでしょうか☆
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