古社で虫発見【青森旅】
- 2017/03/18
- 21:00
「中の島ブリッジパーク」を後にして、
十三湖をぐるっと回って、帰ることにしました。
観光案内板を見ると、
付近には、安東氏ゆかりの遺跡や、
展望台もありそうなので、
途中、適当な場所があったら、
寄っていこう…とね♪
国道339号から、「福島城跡」の案内板に従って、
集落の中の小道に入りました。
細い道を、周りに案内板がないか、注意しながら、
ゆっくり進みました。
でも、「福島城跡」らしき場所は見つけることができず、
国道339号に出てしまいました。
国道に出る交差点で、
ふと目に留まったのが、
「神明宮」です。
どこか、誘われているような気がして、
行ってみることにしました。

鳥居をくぐると、
小山を上る石段が続いていました。
右に左に上って、頂上到着。

古そうな狛犬。

いつごろ建てられたものなのか?
左の狛犬の台座に、
「大正七年七月十六日建之」
と、ありました。
思っていたより、新しい。

お社です。

これも、想像していたよりも、新しい。
「お社」というよりも、
「バンガロー」といった趣き。
でも、家に戻ってから、
いろいろ調べてみたところ、
一説には、千年以上前からある…
相当に古い神社であるようです。
すいませぬ。勉強不足で。
十三湖には、歴史資料館もあるようですので、
そこで情報収集をして、
付近の遺跡めぐりをしてみるのも、
おもしろいかもしれませんね☆
バンガロー風お社に参拝をしまして、
山を下っていくと、行く時には気づかなかった、
ある奇妙なモノをみつけてしまいました。
木に何やら、謎の物体がかけられています。

「虫」です。
この辺りには、
「虫おくり」という風習・お祭りがあります。
わたしも、子供の頃、
五所川原にいた時には、
見たことがあります。
木彫りの龍頭にワラで胴体を作ります。
それが「虫」です。
田植えが終わった頃に、
虫を担ぎ、囃子とともに村中を練り歩き、
最後に村はずれの高い木にかけて、
五穀豊穣を祈願するお祭り。
この辺り、相内地区では、
毎年6月の第2土曜に、
「相内の虫送り」を行っているようです。
青森県内には、
全国的にはあまり知られていないような、
風習、お祭りが、結構、残っていると思います。
「ねぶた・ねぷた」だけじゃなく、
こういう小さなお祭り・風習を見て回るのも、
おもしろいかもしれませんよぉ☆
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