幻の港湾都市・十三湊【青森旅】
- 2017/03/17
- 21:00
きのうの青森旅。
最初の目的地は、「十三湖(じゅうさんこ)」…
…の、「ほにゃらら展望台」
前の日にインターネットで、
たまたま見かけて、行ってみる気になったのですが、
車に乗り込んで、道路地図を見ますと、
載っていないんですよぉ~
それに、そもそも、
展望台の名称も忘れていました。
ま、でも、近くまで行けば、
案内板ぐらいあるだろう…
…と、見切り発車しました。
ルートは、国道7号から国道101号に乗り、
県道12号を北上するコース。
途中、五所川原市からつがる市にかけては、
雪に降られ、取りやめようか…
…と、思ったぐらい。
でも、久々、晴れ男を実感しましたねぇ~♪
目的地が近づくにつれて、
青空が覗いてきて、陽も差してきました♪
ただ、肝心の「ほにゃらら展望台」の案内板が、
みつかりません。
いくつか、付近の観光ガイドマップがあり、
見てみたのですが、
そこにも載っていないのであります。
ちなみに、家に戻ってから確認してみると、
その展望台の名称は、「呑龍岳(どんりゅうだけ)展望台」
でも、結果、みつからなくて、よかったです。
と、言いますのは、その展望台は、
冬期間閉鎖されているようでしたので。
4月以降、リベンジしたいと思います。
で、「ほにゃらら展望台」はあきらめて、
「十三湖(じゅうさんこ)」を観ていくことにしました。
青森県には、「十二湖(じゅうにこ)」という湖もあり、
混同されがちなのですが、それとは別で、
十三湖は、津軽半島の北、日本海側にあります。
南北7km、東西5km、周囲31.4km。
海水と淡水が混じった汽水湖。
適当に…道なりに北上しますと、
右手に、看板が目に入り、
足の向くまま、気の向くまま、
右手の道に入ることにしました。

「十三湊(とさみなと)遺跡」
この湖のある辺りは、
中世の昔、日本有数の港湾都市として栄えましたが、
1340年頃にあった大津波で、飲み込まれてしまった…
…という言い伝えがあります。
「幻の港湾都市」というわけです。
また、「十三の砂山(とさのすなやま)」という歌があり、
これが、なんとも哀愁を帯びた歌で、
この辺りの盆踊り唄でもあるんですよぉ。
わたくし、以前、観に行ったこともございまする。
昔、港湾都市として栄えた十三湊は、
大津波に飲み込まれ、
今は、砂があるばかり。
ちなみに、上記の伝説ですが、
1991~1993年の発掘調査で、
その大港湾都市の遺構が確認され、
中世の都市としては、
西の博多に匹敵するほどの、
東日本では最大規模の都市だった…
…というのは、本当だったようです。
右に進路を替えて、しばらく進みますと、
「中の島ブリッジパーク」があります。
湖の中に浮かぶ小島には、
木製の橋がかけられていて、
歩いて渡ることができます。

それにしても、静かです。


シーズンオフということもあると思いますが、
ここら辺りは、夏場でも、もしかしたら、
静寂を楽しむことができるかもしれません。
「静寂」といいますか、
鳥の鳴き声とか、自然の音を楽しめる…
…といったほうがいいかもしれません。
この辺りは、
交通の便が悪い分、
観光化され過ぎていない魅力があると思います。
また、夏あたりに、再訪してみたいと思います☆
あ、ちなみに、補足。
「中の島ブリッジパーク」は、
シジミ採り(有料、そんな高くない)とか、
キャンプ場、山小屋風宿泊施設などもありますので、
家族連れで自然にふれあう旅などには、
うってつけだと思います。
静かな所だとは思いますが、
「何もない所」ではありません。
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